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横山和正 日本には約3,000〜5,000種のキノコが自生すると推定されるが、現在1,500種ほど名前がつけられているに過ぎない。そのうち何種類が毒キノコかと聞かれても、誰も正確には答えられない。今後いくらでも新しいキノコが判明すると思われる。10年ほど前に「毒きのこDataBase」というWebサイトを公開したところ、全国から問い合わせのメールが届くようになった。公開当初は、キノコ中毒に関する質問が多かったが、次第に、携帯電話で撮ったキノコ写真の同定依頼が増えてきた。その結果、ホームページ開設以降に、新しく毒キノコとして判明した種類がいくつかある。本稿では、その新しく判明した毒キノコを中心に紹介する。
横山和正
日本には約3,000〜5,000種のキノコが自生すると推定されるが、現在1,500種ほど名前がつけられているに過ぎない。そのうち何種類が毒キノコかと聞かれても、誰も正確には答えられない。今後いくらでも新しいキノコが判明すると思われる。10年ほど前に「毒きのこDataBase」というWebサイトを公開したところ、全国から問い合わせのメールが届くようになった。公開当初は、キノコ中毒に関する質問が多かったが、次第に、携帯電話で撮ったキノコ写真の同定依頼が増えてきた。その結果、ホームページ開設以降に、新しく毒キノコとして判明した種類がいくつかある。本稿では、その新しく判明した毒キノコを中心に紹介する。