0 買い物かご
現在カート内に商品はございません。
アドスリー eBOOKS 電子書籍、雑誌等のアドスリー総合オンライン書店
営業時間 AM10:00~PM4:00(土日祝日を除く)
Menu
加算ポイント:3pt
商品コード: adma0217
¥ 315 税込
関連カテゴリ
金澤一郎 生命倫理の問題は、動物実験の問題など古くから続く問題、近年の科学技術の進歩によって新たに問題となってきた、クローン技術、遺伝子解析、ヒト胚使用実験などの問題など、枚挙に暇がない。医療倫理についても、インフォームド・コンセント、守秘義務、遺伝子診断・治療、優性思想、生殖補助医療、尊厳死、安楽死など、多岐にわたる場面で問われる。 思想史研究者の子安宣邦氏は、倫理を「『倫』は『なかま』、『理』は『ことわり』、すなわち、『倫理』とは、人間共同体の存在根底としての『秩序』である」としている。これは、「自分以外のもの(者/物)とのつき合いにおける『マナー(お作法)』」と換言できる。その中で、生き物を扱う生命科学研究者がとくに守るべきマナーが生命倫理であり、医学・医療の場面で守るべき固有の厳しいマナーが医療倫理である。
金澤一郎
生命倫理の問題は、動物実験の問題など古くから続く問題、近年の科学技術の進歩によって新たに問題となってきた、クローン技術、遺伝子解析、ヒト胚使用実験などの問題など、枚挙に暇がない。医療倫理についても、インフォームド・コンセント、守秘義務、遺伝子診断・治療、優性思想、生殖補助医療、尊厳死、安楽死など、多岐にわたる場面で問われる。
思想史研究者の子安宣邦氏は、倫理を「『倫』は『なかま』、『理』は『ことわり』、すなわち、『倫理』とは、人間共同体の存在根底としての『秩序』である」としている。これは、「自分以外のもの(者/物)とのつき合いにおける『マナー(お作法)』」と換言できる。その中で、生き物を扱う生命科学研究者がとくに守るべきマナーが生命倫理であり、医学・医療の場面で守るべき固有の厳しいマナーが医療倫理である。