生き物たちに向けてきたまなざし : 第2回 ナチュラルデータと取り組んだ歴史 2 増大する情報量からシステムの模索へ

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西村顯治

16〜18世紀には、自然について膨大な量のデータが集まってくる。人々は、それらナチュラルデータをどう整理ようかと頭を悩ます中から、自然の秩序、体系を模索し始める。その時期に見た近代科学の勃興は、ルネッサンス思潮と綾なしている。近代的個人が覚醒して、ローマ時代から忘れられてしまっていた、自分の目で確かめ、自分の頭で判断しようという、あのギリシャの哲人アリストテレスに見た姿勢がようやく復活したのである。