文部科学省「がんプロフェッショナル養成プラン」について

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文部科学省 高等教育局医学教育課

がんは、我が国の死亡率第1位の疾患であるが、がんを集学的に診療できる専門家が全国的に少なく、その育成が急務とされている。また、近年の高度化したがん医療の推進は、医師のみにより可能なものではなく、高度ながん医療に習熟した看護師、薬剤師、その他の医療技術者等(コメディカル)、医師以外の各種専門家が参画し、チームとして機能することが何より重要である。

このような中、第164回国会においては、「がん対策基本法」が成立し(平成18年6月16日)、その中で、専門的な知識・技能を有する医師その他の医療従事者の育成等が掲げられたところである(「第14条 国及び地方公共団体は、手術、放射線療法、化学療法その他のがん医療に携わる専門的な知識及び技能を有する医師その他の医療従事者の育成を図るために必要な施策を講ずるものとする。」)また、文部科学省では、医学教育の更なる改善・充実を図るため、平成17年5月から「医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」(座長:高久史麿自治医科大学学長)(以下「協力者会議」という。)を開催し、平成19年3月までに協力者会議は三次の報告書をとりまとめたところである。平成18年11月の協力者会議の第一次報告においては、「医学教育モデル・コア・カリキュラム」の改訂等のほか、がん専門医等の養成に関し、下記のような提言がなされたところである。