人と地球への貢献を目指して ―医学用ミニブタの供給側から見た開発とその意義―

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鳥取潤一

ヒトとブタのかかわりは実に長く、ブタが家畜化されたのは約8,000年以上前になる。ところが、我が国で養豚が産業として成り立ったのは1960年以降である。

ブタは大切な食糧源として、20世紀後半に急速に存在感を大きくしてヒトへの貢献度を高めた。さらにライフサイエンスの発展に伴い、ブタを医学用に役立てようとする動きも活発化しており、今世紀には、医学用として急速に躍進を遂げる可能性を秘めている。そこで本稿では、鹿児島県で生産されているミニブタを例に、医学用ブタの供給側から見た開発とその意義について述べる。