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寺岡宏樹 魚類は、環境毒性物質の標的として重要であることから化学物質の毒性が詳しく調べられている。しかし、これは成魚を用いたものであり、発生過程に対する影響は比較的知られていない。一方、環境中に普通に見られる魚類は、比較的大型で一般の研究室では維持が難しく、産卵に季節性がある魚種も少なくない。そこで我々は、新しい実験動物として導入され、この十年間に発生学、医学、毒性学の分野で盛んに用いられるようになったゼブラフィッシュに注目した。本稿では、環境毒性モデルとしてのゼブラフィッシュ胚の有用性について概説し、さらに代表的な実例としてダイオキシン毒性について我々のデータをまじえて紹介する。
寺岡宏樹
魚類は、環境毒性物質の標的として重要であることから化学物質の毒性が詳しく調べられている。しかし、これは成魚を用いたものであり、発生過程に対する影響は比較的知られていない。一方、環境中に普通に見られる魚類は、比較的大型で一般の研究室では維持が難しく、産卵に季節性がある魚種も少なくない。そこで我々は、新しい実験動物として導入され、この十年間に発生学、医学、毒性学の分野で盛んに用いられるようになったゼブラフィッシュに注目した。本稿では、環境毒性モデルとしてのゼブラフィッシュ胚の有用性について概説し、さらに代表的な実例としてダイオキシン毒性について我々のデータをまじえて紹介する。