ブタを医学・医療に使う意義 ―現状と将来

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小林英司これまでも実験動物として注目されてきたブタであるが、近年、臓器不足への切り札としての異種移植、さらに幹細胞を用いた再生医療実現化のためのバイオリアクターとして世界的に注目度が上がってきた。

本稿では、実験動物としてのブタの定義や人畜共通感染症の問題についての基本的事項に解説を加える。そしてこれまでの進展を踏まえ、医療用ブタとしての考え方を紹介する。さらに今後の実用的な展望とそのために必要な社会性について述べる。家畜ブタ自体が医学・医療に使用されてきた歴史的なことに関しては、著者の他の総説を参考にしていただきたい。