中国情報 : 中国医科大学の日本語医学クラス

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李 李 勝軍, 賈 賈 宝萍, 才 才 越, 王 王 立華

中国医科大学は、1931年に江西省瑞金で創立され、1948年11月に瀋陽に移転し、旧国立瀋陽医学院(前身は1911年に成立した旧満州医科大学)、旧私立遼寧医学院(1892年に成立した旧盛京医科大学)と統合した。満州医科大学は日本人によって創立され、日本語で医学教育を推進した医科大学である。当時の日本の国立大学と同等なレベルである満州医科大学は、毎年90名の日本人学生を含む100名の学生を募集し、大部分の教授、講師陣と技術者は日本人であった。中国医科大学と統合してからも、一部の教授、講師陣や卒業生たちは中国医科大学で医学教育の仕事に従事していた。

1961年、中国医科大学では日本語で医学教育を行えるため、中日両国間の医学交流を拡大するために、中国医科大学は中国のすべての大学の中ではじめて、高いレベルの日本語医学クラスの教育を実施した。その日本語医学クラスの教育の特徴は、一学年目に集中的に日本語、英語を学び、続いて、日本語のレベルが高く、専門に精通する講師陣が日本語のテキストを利用して日本語で専門課程を授業する。中国人の講師に加え、日本人の講師も授業に招聘した。長期的な教学実践により、日本語教育を重視するとともに英語教育も中止しない方式で、日本語が上手で英語のレベルも高い、両外国語に通じる高級医学人材を養成した。